女子の人間関係を読む。
ここのところ書店で平積みされている率が高い本です。
女子の人間関係、、、面倒くさい、、、と思っている人におすすめの本。
本当、面倒くさいですよねぇ。きっとほとんどの女性が内心では面倒くさいと思っているに違いない。
まー、最近は男子も面倒くさいんですけど。
著者は精神科医の水島広子さん。
イラストはNoritakeさん。
Noritakeさんのイラストはかわいいのでついつい目に入ってしまいます。
LINEスタンプとか出してくれないかなー。今までのイラストでシュール系なものを
集めてクリエイターズマーケットで売ったら売れると思うんだけど。
デザインは 井上新八さん。
本書では、いわゆる女の嫌な部分をカッコつきの「女」として解説しています。
例えば表裏があること、すぐに群れたがること、
感情的に敵味方を決め、敵と判断した人をとことん攻撃する(しかも正論という形で)、
うわさ話が好き、間接的な話し方をするなどetc...
でもって、色々なケースに対し、
ステップ1:巻き込まれない (とりあえずの対処法)
ステップ2:自分を守る (攻撃の対象にならないように)
ステップ3:「女」を癒やす (相手とよい関係を築く)
のスリーステップで解説しています。
例えば、仲の悪い上司の板挟み、派閥問題というケースでは、
分析:「女」は、相手が自分の「敵」か「見方」に敏感。
1.巻き込まれないためには:物理的には「誘いを断る」精神的には「それを気にしない」
2.自分を守る:上司の対立が見えていないように振る舞う。
3.女を癒やす:「女」でない女性として職場にい続ける、
「職場の人間関係にあまり関心のない、『女』っぽくない公平な人」として見てもらう
…というような対応例が紹介されています。
正直なところ、取り上げられているケースはあまりに一般的にしてあるので、
どこまで参考になるか、という感じではあるのですが、
考え方として応用させれば使えないこともないかな…?
身の回りに起こっているケースはもっと複雑怪奇だと思うのですが。
(そもそも1対1の問題なんてあんまり大したことなくて、1対複数の場合が多数。
そんでそれぞれの人達が裏でどう繋がって、、、とか思うとキリがないので
気にしないようにしてはいますけど。どうしてもあっさりしたつきあいになってしまいますが。)
すべて女性をひとくくりに面倒くさい、と片付けられてしまうと困ってしまうけど、
時々顔をだす自分の中の「女」の嫌な部分を意識することって大事だなぁと思いました。
自分自身たまに自分今性格悪かった…!と反省することがあります。
特に忙しいときの社内のとんちんかんなお問い合わせとか、すっごく冷たい対応しちゃう、、、
まだまだ精進が足りない。