潮干狩りシリーズその2。
あさりの保存方法。
あさりが採れたら、きちんと美味しく食べるまでが潮干狩りです。
うっかり保存方法を間違えて結局腐らされてしまった日には、あさりの妖怪に取り憑かれても仕方がありません。
でも過去にはそんなことももちろんありました…あさりが腐るとすごい異臭を放ちます。お気をつけて。
まず迷うのが、海水につけて持ち帰るか、真水で洗って持ち帰るか。
ググると出てくる回答はこの2つです。
1.海水派の人の主張は、海と同じ環境の方がいい、
2.真水派の人の意見は真水で洗うことで貝の口が硬く閉まり、鮮度を保てる。
で、砂出しのために海水をペットボトルで持ち帰ることをおすすめしていました。
で、私は真水派なのですが、
単純に電車移動の場合、水がない方が持ち帰りが楽なのと、もし海水につけていて、その中のあさりが死んでいた場合、他のあさりまで悪くなってしまうというのをどこかで読んだから。
あ!でもそれまで海水につけていたあさりを急に水道水に当てると、あさりがびっくりして自分の目?を殻で噛み切ってしまうという可哀想なことになるので気をつけて。
家に帰ったら、砂だしします。
3%の塩水をつくり、バッドに広げて、あさりを投入。あさりは暗い場所を好むので、新聞紙やチラシをかけて2〜3時間おく。(傷みが心配であれば冷蔵庫でやった方が安心かも)
砂出しが終わったら、水につけっぱなしにせず、引き上げて水に湿らせた新聞紙でくるみ冷蔵庫で保存。
本当は当日食べた方がいいと思うけど、この方法で2〜3日は大丈夫でした。
それ以上保存する分は、砂出しが終わった段階で、殻を擦り合わせて洗い、殻のまま冷凍保存。
≪よくやる失敗≫
- 砂だしのため塩水につけて常温で1日放置 →結構この時期暑いので、あまり長いあいだ放っておくとあさりが死にます。
- 砂出しの際、大量のあさりをバケツにすべて投入。 → 他の貝が吐いた砂をまた別の貝が吸い込んでしまうので、できれば平らなバッドに重ならないように入れるとよい。さらにザルと重ねれば、砂は下に落ちるので安心。
来年の自分へ:
これで今年も保存は完璧だ!