働くハハの暮らしと家計簿

都内で働くワーキングマザーの日記です。

【働く】もし世の中から残業代がなくなったら、 働くママはよりしんどい。

 このところ働くことに関する気になる記事が立て続けにあったので、思ったことをメモ。

 

まずは東洋経済オンラインの堂園さんの記事。

 

http://toyokeizai.net/articles/-/35738

 

  • 40歳を超えた女性社員はお荷物か?

 

40歳。あと10年後です。その頃には子どもは15歳。思春期ど真ん中です。果たしてそのころまで今の会社で働いているかどうか、、、正直わかりません。

しかも堂園さんのように輝ける実績があるわけでもなく。

○○なら○○さん、という仕事はさすがにあれど、勿論別に私でなくても代替は全然可能で、むしろ代替可能でないと、と思う。どんどん自分の仕事は若い人に振って、どんどん身軽になりたい。しかーし、理想と現実には大きな溝がある、、、

 

 

  • ホワイトカラーエクゼンプションその後の記事

http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2014042302000141.html

http://news.nicovideo.jp/watch/nw1040167

 

年収1000万円以上を対象にといっても、残業代ゼロとかまかり通ったらホントに困る。ただでさえ残業代でないっていうのに!もし通っちゃったら、それを理由にブラック企業はいままで嫌々みなしとかでちょっとだけ払っていた残業代を削るでしょうね。しかしそれで業務効率が上がるかといったら、疑問です。

少なくとも鬱病、休職社員は増えるでしょうね。

業績をきちんと評価する仕組みまで国が作ってくれるのか?そんなわけないし、

なんか、この記事についてやいやい言ってる連中は年収1000万円ないだろみたいなコメントがあったけど、だからこそだよ!と言いたい。大企業だってこうなんだからうちだって改悪していいだろ、みたいな論理が平然とまかり通るのが中小企業なんでないかと。(もちろん規模には関係なく、素晴らしい会社もたくさんあるとは思いますが)

 

そして、働く母(および介護やもろもろ時間的制約がある人)にとっては、そもそも長時間労働が物理的にできない中、

長時間労働者と同じ土俵に立たされる可能性があるということではないか?

(いや、現状だってそうなんだけど。それで時間あたりの成果があったとしても、

労働時間が短いというだけで評価が低いということがままある。)

 

  • ハウスワイフ2.0とVERY主婦について

http://s.news.mynavi.jp/column/lovetrend/020/index.html

 

婚活とか女性問題について色々書いている白河桃子さんの記事。ももこ、ではなく、とうこ、なんですね。知らなかった。

 

ハウスワイフ2.0っていうのは、最近話題になっているらしく、高学歴の女性が家庭に入ってジャムとかカップケーキを作ってwebで売ったり、ブログで素敵ライフを発信したりするような風潮なんですって。

 

え??どこが2.0なの?

2.0(笑) みたいに捉えたらいいのかしら。

高学歴女性が事務職として2〜3年働いて専業主婦になり、余った時間を活かしてお稽古ごとにハマりサロネーゼになるとか、その道のプロになるとか、

それっていつの時代の話?80年代の話でしょ。

自分の母親世代の話ですよ。

 

だいたい、環境負荷が少ないエコでロハスな暮らしがしたいか否かって、働くことと全く関係ないでしょーに!なんか腹立つ!

 

…と思ったのですが、そもそもアメリカと日本だと女性の社会進出にタイムラグがあるんですよね。そのため、母親世代がバリバリやっていたのを見ていた娘たちはそれに対して憧れがない、更に言えばそうはなりたくない、というのが背景にあったよう。

(偏見かもしれませんが、日本人と比べたら家事に手をかけなさそうですしね、、、以前、帰国子女の子がお弁当にジップロックに入れたブルーベリージャムとピーナツバターのサンドウィッチを持ってきたのを初めて見た時は衝撃でした。今や自分も納豆ご飯をお弁当にする始末ですが、、、(さすがに最近は自粛。))

 

日本の場合だと、そもそも雇用機会均等法の第一世代が現在50〜60代といったところ。

そもそも母親が正社員として働き続けていたケースがレアで、

身の回りを振り返っても学校卒業後働いていても2〜3年、せいぜい5年ぐらいで

専業主婦になるケースが圧倒的に多かった時代。

なにしろクリスマスケーキに例えられるぐらいですから。

 

しかし、娘っていうのはどの時代でも母親を鏡に育ってしまうものなのかもしれません。

私自身、専業主婦の母親を持ちながら、自分は自立するんだー!と思っていましたから。

惜しみない愛情と教育費を注がれつつ。

 

ところで、私の職場はここ数年ワーキングマザーが急増しているのですが、

おそらく今年の新人ちゃんたちはわが社のワーキングマザーをロールモデルにはしないだろうなぁ。

なかなか難しいです。

 

今週のお題ゴールデンウィーク2014」

 

あーもう疲れたよー!!!

すでにGWに入っている人が羨ましいよー!!

GWもどっかで仕事しないと追いつかないよー!

もう嫌だよー!!!

 

でも、あと1日とりあえず頑張る!