昨日まであったものが、今日はなかった。
ああ、あのとき買っておけばよかった。
とたんに、欲しくなる。
MEKURU最新号、キョンキョン特集。
- 作者: ギャンビットパブリッシング
- 出版社/メーカー: ギャンビット
- 発売日: 2016/02/04
- メディア: 単行本
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小泉今日子ファンの人がこうも多いものとは…。80年代生まれにとって、キョンキョンのアイドル全盛期はよくわからないのだけれど、今のようにAKBやらその他群像的なアイドルが多いわけじゃなく、そりゃあ人気があったんだろうなぁと思う。
松田聖子さんのコメント、佐藤雅彦さんの寄稿。蒼井優ちゃんの連載も、お題はキョンキョン。総勢27人による、小泉今日子。
純度100%のアイドルから、年を重ねても、老いを隠さず、それでも変わらず輝いている。というか輝きを増している。そして、小泉今日子であり続けている。誰が言っていることも、それぞれにキョンキョンで、ぶれがない。
amazonレビューに輝く5つ星。
その何割かが仕込まれたものだったとしても、それでも私の所有欲を刺激するのには充分で。
本屋では売り切れていたので、
近所のコンビニを3件ほど周り、発見。
(どうやら都内だとローソンには数冊ずつ配本されているような気配。増刷分? 3店舗見て3店舗とも見かけた。その中でもひっそり置かれていて状態がよかった店舗で購入。)
MEKURU、蒼井優特集の時にも買ってしまったけれど、じっくりワンテーマで特集されているのと、発売頻度もまちまちなので(季刊?の割にはバラバラなタイミング…)なんだか気になる。そして写真がきれい。空気を感じる。メイン特集以外の俳優さんも、好きな人が沢山出てくるので嬉しい。まだ7号目なのだね。もっと沢山出ているのかと思っていた。
MEKURUの編集長の植田智子さんは、長年ロッキング・オンでHやCUTの編集者をされていた方。どおりで安定のサブカル感。(未だに、カルチャーとサブカルチャーを分けるものが何なのか分かっていないのですが、MEKURUはカルチャー誌と謳っているからこれはメインカルチャーを指すのか?それともその境界は2016年現在曖昧なものなのか?よくわからない。)
今や毎号欠かさず購入している雑誌なんてなくて、バラバラした情報だったらネットで十分で、むしろ情報は多すぎるほどで。
パラパラ読むだけならdマガジン他電子雑誌でよいし、急ぐものでなければ図書館で借りたっていい。立ち読みして買ったものの立ち読み時より有益な情報がなかったときの無力感。
他に毎号チェックしているのはcasaブルータスと比較的最近創刊されたプレジデントWOMAN。casaブルータスはなんだかんだ住宅とインテリアを柔らかく紹介してくれるのと自分が実際取り入れるかっていったら微妙なんだけど、参考にはなるので有難い。あ、でも結局毎号買っているのはカーサじゃない方のBRUTUS 居住空間特集である。ジレンマ。
プレジデントWOMANは創刊したばかりで毎号微妙に変化している気がするのと、仕事ができるビジネスウーマンなんだけど手が全く届かない訳でもなさそうだ、という女性がわんさか出てくるところ、割と身近なマネー特集がほぼ毎号組まれているところが好き。
これが、男性ビジネス雑誌だと、年収2000万円の仕事術とか、資産1億のなんちゃらになってしまうので(いや、女性でもバリバリ稼いでいる人もいると思うんですよ、でも私は残念ながら属さないので…そりゃお金はあるに越したことないですけど)
さてさて、ばたばたしていて週末まで寝かせておいたけれど、ようやく読めました。
巻頭の、小泉今日子さんの自宅ページが沁み入る。あーー、私もこんな大人になりたいものだ。男前でかっこいい50代。潔く、先頭を走り続けるけど、はたから見たら自然体で、力が入ってないように見え、仕事に関してはプロフェッショナルに徹する。
いやー、少なくとも私の職場の身の回りにはいないなぁ。みんな、もっと女っぽい。
それが悪いっていうんではないのだけれど。
自分も含め、感情に左右されるし、ぶれぶれである。
50代、何をしてるか?
それより先に、40代、何をしてるか?
30代になっても、未だに悩む。
でも、ここではない何処かを追い求めてもしょうがないということは分かっているのです。今の延長線上に未来があって、それが資格とかその他キャリアチェンジで多少揺らぐことがあっても、自分そのものは大きく変わらないんだなぁということは、さすがに分かってきて。他の人を変えることも難しいし。
人を変えるのは無理でも、自分を変えればいいい、ってよく言うけど、あんなの嘘ですよ。多少のスキルは変わっても、人の本質なんてなかなか変えられないと思っているのだけれど、どうだろう?
というわけで、なんだか青臭い振り返りになってしまいましたが、悩み多き大人におすすめです。
再入荷しているようなので、amazonでも買えるはず。
※amazonでは品切れ中(2/23現在)。お近くのローソンが狙い目です!(多分)
最近の雑誌は欲しいと思ったものは売り切れ、特に興味ないものは山積みになっていることが多い気がする…
- 作者: マガジンハウス
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2016/02/17
- メディア: 雑誌
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