働くハハの暮らしと家計簿

都内で働くワーキングマザーの日記です。

ずっと公立VS私大医学部ではかかる学費は10倍以上!? 日経WOMAN EXPO2016 日経DUAL 教育費とお金セミナー

うまくアップできていなくて順番が入れ違ってしまっているのですが、とりあえず更新。

日経WOMAN EXPO2016で1番楽しみにしていたお金セミナー。

長丁場でしたが、大充実のセミナーでした!熱心にメモをとるお母さんが沢山。会場で挙手した感じだと、第1子が保育園に通っている人、お子さんが2人いる人が多かったです。偉い…!「働いて子どもも育てて、これ以上どう貢献しろっていうんだ笑」という編集長のコメントが印象的でした。ほんとそうだ〜、激しく共感。

第1部では、みんな気になる習い事の話。
1位 水泳 2位 英語 3位 ピアノ…と定番が並ぶものの、最近はプログラミングやら新たな習い事が続々。一方で、昔ながらのそろばんや書道がまた人気が出ているそうです。

小4の壁(学童が定員オーバー気味のところでは、卒園?を促される現象。一応、今年からだったか、去年だったか、6年生までOKになっていたようや気もするのですが)

放課後3時間の居場所を確保するため、習い事を週5日入れたり、はたまた自宅でお留守番させるのか、民間学童に入れるのか…しかも、習い事をいくつも掛け持ちすれば、そのお金もバカになりません。

放課後にかける金額として、
【習い事】
1位 1〜2万円 2位 3万円〜 3位 5千円〜1万円
【放課後】(平均)
公設学童 5千円
民間学童 週3回 3万円(某キッズベース)
公文 1.3万円(2教科)

…公文を放課後の居場所にカウントするのか、習い事にカウントするかは微妙なところですが、それにしてもお金がかかる!しかもこれはあくまで1人の話であって、2人いれば倍です。

習い事も、お金をかけようと思えばいくらでもかけられちゃうんですよね…。子どもの可能性を広げたい、やりたいことをやらせたいと思っても、実際プロになるでもなし、バレエに年100万円、などという話を聞くと、我が家ではちょっと…と思ってしまいます。

余談ですが、日経DUAL編集長はお子さんが2人いらして、1人目にはがっつり習い事やらさせたけど、2人目は放任にしていたら、ママ友からABテストでもしてるの?と言われたとか笑

そして、学童の待機児童問題も深刻です。
私のママ友は、公設学童ではお迎えに間に合わないため、民間学童に通わせるつもりでしたが、前年の6月には週5の枠が満員になってしまっていて、民間学童を掛け持ちするというなかなかハードなことになっていました。
保育園の待機児童問題が、今のように連日取り上げられるようになったのもここ数年。彼らがそのまま年齢を重ねるにつれて、学童保育の定員が足りなくなることは目に見えています。各自治体は、定員が関係ないBOP型の放課後事業に切り替えていく方向性ですが、それが子どもの成長にどう影響を与えるかは正直わかりかねます。5時まで遊んで家に帰れば誰かいる家庭と、7時に帰って誰もいない家庭では、必要なケアは変わってくると思います。

文科省の調べによれば、小中高大までの学費を公立、私立でそれぞれ算出した平均が、それぞれ以下の金額になるそう。

小学校 公立 6年間 193万円 32万円/年
小学校 私立 6年間 921万円 153万円/年

中学校 公立 3年間 145万円
中学校 私立 3年間 402万円

高校 公立 3年間 123万円
高校 私立 3年間 299万円

大学(4年間、医学部は6年)
国立 243万円
私立文系 420万円
私立理系 580万円
私立医学部 3250万円

ひぇっ…とりあえず、私大医学部は選択肢から外してもらわないと破産です。

最近、NHKクローズアップ現代か何かでも、奨学金破産が取り上げられていましたが、

また、それに加えて、留学をさせたいとなると、

例えばアメリカに9ヶ月の場合で450万程度かかるそうな。
アンケートによれば、なんらかの形で留学させたい、と思っている親が9割とか。
親世代も、留学経験者が多く、留学のメリットを身を以て体感しているからだと思います。それにしてもお高い!なんとか、学費がかからないor安いヨーロッパ周りとか、給費の奨学金が貰える特待生になるとか、はたまた青年海外協力隊になるとかして逞しく生きていって欲しいものです。

長くなったので次回に続きます。