講談社をはじめとして、大手出版社の人気タイトルが勝手に軒並み引き下げられてしまったというkindle unlimited。
とはいえ、1ヶ月無料なので、お試しする価値は充分あります。すでに最もお勧めしたかったタイトルはないのですが、まだ読めるものもあります。
⚫︎kindle unlimitedからなくなってしまったけれど、おすすめしたい本
ちなみに、一番おすすめしたかったのは、平野啓一郎さんの『マチネの終わりに』。
私、小説を電子書籍で読んだことがなかったのです。なんとなく、小説は紙で読んだ方が心に残る気がして。普通に単行本で買おうかどうしようか迷っていたところ、読み放題アイテムにあり、迷いつつダウンロード。
いや、電子書籍で小説よんでも全然問題なかったですね。数日、通勤電車の中でその世界に没入できて幸せでした。読み終わるのが惜しくて、最終章を何度か読み返したりして。
多分、あらすじとか、ストーリーを聞いても、全然刺さらない人には刺さらない物語だと思うのです。でも、誰でも心の中に大事にとっておいている恋愛の一つや二つあるでしょう。そんな想い出をひっぱりだして浸らせてくれる小説なのです。
読んでいて、冷静と情熱のあいだを思い出しました。当時、小説も読んで映画も観に行き、あげく当時つきあっていた男の子と、10年後だったかの再会を約束した覚えがあります。結局別れてしまいましたが…、今となってはいい思い出です。
はー、映画化しないかなぁ。でも、イメージに合う40代俳優が思い浮かばない…。ディーンフジオカ×吉田羊とかどうだろうか。
多分、結局紙でも買っちゃうパターンです、これは。
今現在、すでに読み返したい衝動に駆られています。
⚫︎まだkindle unlimitedで読めるおすすめ本というか漫画
『ストップ!ひばりくん!』
今のところ問題なく読めるようです。(10/18現在)
私は今30代なので、連載時のリアルタイムの感じは分からないのだけれど、大好きな漫画で非常に影響を受けているので、もちろん紙でも持ってるんだけど、もしまだ読んだことない人にはおすすめしたい。
ひばりくんのかわいさはもちろん、耕作くんの狼狽ぶりや、いやらしくないおっぱい。今のジャンプと大違いである。
群衆さえみんなお洒落で80年代ファッション好きにはたまらないです。
そういうわけで、個人的にはすごくおすすめなのですが、まだ読めるってことは人気がないのか…?
他には、雑誌のバックナンバーがさかのぼって読めるのは魅力的ですね。MDNとか。買うと結構高いし、そこまで役立つかっていうと微妙なので、暇な時にまとめ読みするのがいいのかな、と思います。
東洋経済オンラインや、新聞の記事によれば、当初想定していたよりも大量に読まれたため、出版社への支払い用の予算がなくなってしまい、タイトルが引き揚げられたということでしたが。
ともかく、kindle unlimitedの今後の動向が気になるところです。
dマガジンからの乗り換えも視野にいれていただけに、早いとこすっきりさせてほしいものです。
ちなみに、kindle unlimitedの有効期間が切れると自動的に返却され、タイトルすら不明になります。
無料お試しで辞める場合は、自動延長しないよう、pc上から設定変更しておく必要があります。