今、虎に翼にハマっています。
「ゲゲゲの女房」「てっばん」あたりから見だして、「あまちゃん」ですっかり習慣化。
どハマりしたもの、惰性でみていたものなど濃淡あれど、もう習慣化しているので見ないと1日が始まった気がしない。
SNSで感想を呟いている人、イラストを投下している人を見ては、「わかるー!」と共感し、夫や義母、職場のアラフォー以上の人共通の話題≒潤滑油として機能するという、なんと優秀なツールなのでしょうか、朝ドラ。
個人的にREAL SOUNDというウェブメディアの朝ドラ評が描写が丁寧でライブのレビューみたいで好きです。
さて、タイトルと脱線するのはほどほどにして。
大学受験に向け、親がどの程度関わるか?というのが悩ましい。
私自身は、大学附属校だったこともあり、あんまり真剣に将来の進路について考えていませんでした。成績とやりたい事を照らし合わせて学部の志望を出し、成績に応じて決まるイメージ。
漠然と、理系の学部は学費が高そう、医学部は無理そう…程度。本来であれば、将来やりたいことから逆算してきちんと考えるべきところです。
親からも進路についてとやかく言われたこともなかった反面、むしろもう少し介入してくれても良かったのかも…?と思うことも。(特にお金面は、親が無頓着だったのか、子どもにお金について知られたくなかったのか、全く話題に上がらない家庭だったので、もっとオープンにしてくれたらよかったのに…と思っています)
と、言うのも、私は当時甘ったれた子どもで恵まれた環境を享受しており、世の中には色々な経済状況や、人によっては親ブロックがあり上京するにも多くの壁があること、進学についてもジェンダーギャップがあることなど全然実感していなかったのです。
なので、当時を鑑みると、相当に視野が狭かったと思う。
大学進学するのはあたりまえぐらいの感覚で、女性だからという理由で進学に難色を示す親が平成に存在するなんて、と思っていました。
でも、それは単に無知だったからで、令和4年においても56.6%(全国平均)と決して当たり前ではないのでした。
中国の2022年の大学進学率が57.8%なので、それをも下回っている。
いや、このご時世、大学進学することが絶対というつもりは全くありません。むしろ、早いうちからやりたいことが定まっている人など羨ましいなと思う。
でも、本当は大学進学したいと思っているのに、学費や親との関係性が理由で諦めてしまっている人、そもそも学べる環境にない人に対してできることがあるか?と言われると、私自身にはどうすることもできないのです。
で、翻って考えると、子どもも似たようなもので、周りのクラスメートも親も、世間一般と比べて恵まれているし、教育熱心な家庭ばかり。
勿論それぞれ問題を抱えていることもあるだろうけど…。
冒頭に戻ると、ついつい寅子と家族の関係性を自分自身ないし子どもに投影して考えてしまう。
石田ゆり子さん演じるお母さんは聡明で家を取り仕切り、子どもの優秀さも充分知っている。
一方、当時の社会基盤は脆弱で、子を想うからこそ修羅の道を案ずる気持ちもよく分かる。
でもって、虎に翼の舞台は戦前戦後なのに、未だに似たような状況はいくらでもあるってことに愕然とする。
結局、本人が選ぶしかないことは分かっているんだけど、せめて、自身の置かれている環境が恵まれていることに自覚的であって欲しいし、彼女自身が将来何で生計を立てたいのか、やりたい事は何なのか、きちんと考えて進路選択して欲しいなぁと思う。
しかしながら、今子どもが通っている学校は、相対的な順位とか全然分からない学校なのだった。
普通にしてたら早慶レベルの文系私大には入れるんじゃないかな?って感じなんだけど(甘い?)でも大学進学実績をみる感じそんな感じ、出来れば国公立に行ってほしいな〜、そして出来れば理系に進んで欲しいな〜と漠然と思っているハハ(思うだけなら自由なので!)
…思うだけじゃなくて、無言の圧力をかけたり、事あるごとににSTEAM関連のワークショップ情報や各種コンテスト情報を共有しまくっているけれど、けんもほろろにあしらわれています。
ついつい、打算的な進路を提示しがちなのも受け入れてもらえない原因だとわかっているんですが笑
ぐだくだとまとまりがなくなってしまったけれど、
- 進路選択は真剣にやって欲しい
- 子どもの視野が狭いのは当たり前。親ができることは選択肢を示すことだと思っている
- 実際、今の立ち位置ってどの辺なの?
- そもそも、大学受験に対する解像度が低すぎる問題
…全部ひっくるめて、まずは現在地を知ってもらうべく、テストの申し込みをしたよ!
【公式】 全国統一中学生テスト(模試)|予備校・大学受験の東進
さてさて、そろそろやる気になってくれるといいなぁ。
それにしても、あっという間に中学3年生になってしまって、時間が経つのは早い。
親ができる事は頑張って学費を準備しておくぐらいか。あー、FIREしたい!