働くハハの暮らしと家計簿

都内で働くワーキングマザーの日記です。

海外大学VS国内大学

海外大学VS国内大学のスペースを聞く。

 

knockout on X: "明後日9/8(金)22:00~ News Picksで特集された「海外大学vs国内大学」をふりかえるスペースを開催します スピーカーは、国際教育評論家の村田学( @inter_murata )さん。そして、教育現場で英語や進路指導を担当している現役の先生ちむ子( @chimwo_chimko )さんです🙌 https://t.co/mxYGVWj01H" / X

 

knockoutさんは教育インフルエンサーでお子さんがイギリスの大学進学中、ちむ子さんは高校教員かつおうち英語界隈インフルエンサー。

 

newspicksの同一テーマの動画がもとになっているようなのですが、そちらは未視聴です。

 

「日本を捨て、海外大学に進学」が激増している。

海外大学の合格者数全国トップの広尾学園では、2021年のコロナ禍に、前年度の3倍となる222名が、海外大学に合格。他にも茨城・茗溪学園が今年119名もの海外大学合格者を出し、グローバル教育に力を入れる高校が増加傾向にある。

より専門性の高い教育を求め、尚且つ、海外企業への就職を目指す学生が増えているのが理由だという。

しかし、海外大学への進学には高額な学費や入学への高いハードルがある。
果たして、一般的な家庭に海外進学など目指せるのだろうか?

今回は、国内大学の推奨派、元・文部科学副大臣の鈴木寛氏と海外大学の推奨派、元・ハーバード大学准教授の柳沢幸雄氏が徹底議論。

リアルなお金の話、これからのキャリア形成など、今、目指すべき大学は「国内」なのか?「海外」なのか?
たっぷり1時間お話して頂く。

 

動画の方は海外大学VS国内大学というテーマなのに、お金があるなら海外大学推奨、という内容だったようで、なおかつ、海外大学といっても話題となっていたのは米国大学がメインだったようで、結局どうなの、と深堀する内容でした。

 

  • 開成や灘などトップ校が東大の代わりに海外を目指すような流れが出てきている。ただ、金銭的なハードルで進学できないケースも多い。
  • 東大に進学してからハーバード、みたいな例もあるが、どうなの? 
  • SNSではすごい人が可視化されがちだが、日本の大学受験と海外大学受験だと戦略が全然違う。両方やるのはかなりハード。
  • newspicksは海外大学といいつつ米国大学の話だった。海外大、国によっても全然違うので一概には語れない。
  • イギリスの大学の場合、出願時点で専攻などしっかり決める必要があり、その前の高校時点での履修にも影響。入学後もカリキュラムはかっちりしている
  • knockoutさんのお子さんの場合、海外大学進学したことで明らかに成長した。つい親に頼ってしまう環境と自分でなんとかしないといけない環境の違いは大きい。
  • 海外大、金銭的な負担はやはり大きい。為替もだし学費、生活費も上がってる。かつてコスパがよいと言われたマレーシアなども上がってる
  • 海外大学進学しても結局日本で就職する人も多い。だったら国内大でよいのでは。
  • 神山まるごと高専や、熊本のインターの動きなど。地方の方が人口減の危機感で改革しやすいエリアもある?
  • 子どものタイプ、適性によって進路は変わる。進路によっては国内の方がいいケースもあるだろう。
  • 高校生の生徒を見ていて、先のことまで考えられている人は少数。迫ってきてようやくやる気になる子が多数。
  • 私立高校に勤務しているが、就学支援金の制度が始まってから生徒の層が変わった。8割の高校生が受給している。日本全体が貧しくなっている中、お金の関心は高まっている。
  • 海外大進学のためには、課外活動など学業以外のレジュメに書く活動も必要。あれもこれもやろうとするとかなり忙しい生活になる。

 

…などなど。

いやー、参考になった!

 

あー、でも可能なら海外にも目を向けて欲しいと改めて思いました。

そのための奨学金情報とか、なんぼでも調べますから。

適性的には、国内でもつつがなく生活できるタイプなので無理に行く必要もないのだけれど、せめて若いうちに視野を広げて欲しいなぁ。

 

聞いていてちょっとびっくりしたのが、本筋からそれるけど高校の就学支援金、8割受給していると聞いたこと。本当か?と思ったのだけれど、どうやら事実らしい。

 

専業主婦家庭世帯数と共働き家庭数が最初に逆転したのは1992年のこと。その後逆転したりしつつ、2020年には専業主婦世帯が571万世帯、共働き世帯数が1240万世帯と、2倍以上に。

 

とはいえ、その中身を見てみると、

女性雇用者のうち短時間勤務の割合が46.7%(といっても、短時間勤務にカウントされるのは35時間未満、ということで、7時間勤務で週5日だったら充分働いていると思うのだけれど…)

 

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引用元:

https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11201000-Roudoukijunkyoku-Soumuka/0000118655.pdf

 

結局、パートタイマーでいる限り最低賃金から抜け出せなかったり、派遣やフリーランスでも福利厚生が正社員ほどでなかったり…、本当はもっと働ける人が103万円の壁や130万円の壁、旦那さんの会社の扶養規定に縛られて働けないの勿体無いし社会の損失である。

 

一方、身の回りでは会社員の働き方に疲れて離脱する人もちらほらと。きっと本当に大切なものに気づいたんだろうな。

いや、言わないだけで実はFIREしているのかも?!

 

まだまだどうなるか分かりませんが、引き続き見守っていきたいと思います。

直接手を出すことは減っても、周りからのサポートはウザがられても拒否されない限りガンガンしていく所存。

と、いうのも、私自身は中学以降、お金以外は全く進路に関して口出しされなかったのですが、信用してくれてるのはいいけど、子どもの見えてる範囲なんてたかが知れてるんですよね…。

押し付けでもいいから、色んな視点が欲しかったなぁという気持ちがあり。

 

っていっても、親の時代と子どもの時代じゃ全然変わっているから、下手なこと言わない方がいいって判断だったのかもしれませんが(そもそも何か言われたところで聞く耳持つタイプじゃなかった)

なかなか他の保護者と進路トークできないから、語ってくれる人がいるのは有難いものです。