- 生まれたときから行っている北軽井沢の別荘での取材
- 執筆はMac(その他もデジタル機器が多数でした)
- 外部情報を遮断すること
- 頭をからっぽにするため努力する
- 詩情っていうのはもともと人間が持っているもの
- ポエジー(詩情)を言語にするのが詩人の役目
- 締め切りを必ず守る詩人
ブックデザイナーの方と。装丁のことばっかり言われるとつぶやく谷川さん。
デビューについて、生い立ちとか。3度の結婚…というのはテレビ的に外せない紹介のようです。
ゆうぐれの朗読
せんそうしないについて。講演会の様子。
絶版らしき写真詩集。渋谷の素敵な古書店、中村書店にて。荒木さんとのタッグ。写真に詩をつけているのだけれど、縛る写真はやめてねって言ったのとコメント。なんて書けばいいか分かんないから笑…って、お茶目。
最後の雑誌 MEKURUは谷川俊太郎関係ないように思われるかと思いますが、ところがどっこい蒼井優ちゃんの取り下ろし(写真:川島小鳥さん)の撮影場所が、谷川さんの別荘なのだ。
しかし最寄りの書店にはそもそも入荷がなかったため、致し方なくネットで取り寄せ中。
しかし蒼井優の二の腕と太ももはたまらん。この表紙の吸引力たるや!
話が逸れましたが。
谷川俊太郎さんは、現在83歳。
詩という分野において、谷川俊太郎さんの存在感は大きすぎて、彼以外に知られている人が少なすぎる、ということがよく分かった。
詩情を言語化するのが詩人の役目と谷川さんはおっしゃっていたけど、そもそも詩情ってものを感じられる人が減っているのではないかな。私正直よくわかんないもの。むかーし、国語の授業で詩を作れって言われててんでさっぱりだったことを思い出す。子ども心にも、いい詩を作る子はいて、感性なのか、スキルなのか、とにかく歴然と埋められない差があって自分にがっかり。
でも、子どもの目には世界は特別なものに映っているようなのよね。ふと、詩的なことを言うのに驚く。例えば、水滴がついた蜘蛛の巣をみて木のレースみたい、とか。
成長して、言葉を使えるようになるに従って、新鮮な驚きが減っていくのかと思うと、少しさみしい。
子どもの部分を保ったままでないと詩人にはなれないなぁと思う。決して、谷川さんは子どもではないが。
そんなことを思った情熱大陸でした。