しばらく休職していたのですが、復帰しました。
幸いなことに、そんなに症状が重くなかったこと、職場の配慮もあり、ぼちぼち働けています。結局、お休みした期間は3週間ちょっとでした。
有給なくなっちゃうの困るな〜と思って復帰したんですが、もう少し休んでもよかったかもなぁ、なんて。
私は今回有給でお休みしただけでしたが、もう少し休職期間が長く、欠勤でお給料も出ない場合、健康保険から障害手当金が支給されるんですよね。雇用期間にもよりますが、最大で1年6ヶ月、支給額は標準報酬月額平均額の2/3。
もし、同じようにしんどくなっている人がいれば、ぜひ一度心療内科なりメンタルクリニックなりに行って診断書をもらって、一度仕事から離れてみる、というのも選択肢の一つかなと思います。
しんどいときって、視野が狭くなっているので、もう嫌だ!辞める!次は決まってないけどとにかく辞めたいんだ!…みたいな思考になりがちだと思うんですけど、判断力とか決断力、思考力全般落ちている時は、早まって決断しない方がいい、と周りの友人からアドバイスをもらい、結果その通りでした。
逃げるように休職したにも関わらず、みなさん優しく接してくれてありがたい限りです。
(腫れ物に触れるように接しているだけかもしれないが…)
診療内科の診断としては、適応障害でした。
深田恭子さんが公表されていて話題になったやつですね。
原因としては、残業時間や仕事のプレッシャーも一因ではありますが、やっぱりコロナ禍における変化が大きかったのではないかなと思っています。外出できないストレスや、ずっと家族と一緒に過ごすストレス、増加した家事。
何かの記事で、子どもを持つ母親のストレスが一番増えたっていうのを読んで、さもありなんと思いました。
最終的に、有給を使い切る前に復帰してしまったので、診断書をもらうこともなかったのですが、休職するまでの数週間の読書遍歴からして、病みが伺えます…。
休職中に読んだ本
坂口恭平さんの書籍は面白いです。
ただ、リアルな坂口恭平さんが好き、というよりは、坂口さんの生み出すものが好き。
結構前にベストセラーになったと思うのですが、読み返しました。
これは、表紙に惹かれて衝動買いして、弱っている時に読んだら刺さった気がしたんですが、再読してもピンとこなかったので売ってしまうかも。
他にも色々読みました。
図書館でも色々借りたり。
最初は本を読む気にもなれずただだら〜っとしていたのですが、少し元気になったら本も読めるように。
今は、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』のブレイディみかこさんの『他者の靴を履く』を読んでいます。
いや〜、ここ数年で一番本を読んだかも。
最近全然読書できていなかったので、よい機会でした。
HSPかな?と思ったけど、当てはまるか微妙なところ
繊細なのかな?と思って、診断テストをしたりしたのだけれど、一時的なものなのかも。
ただ、以前ストレングスファインダーを開けた時に、共感性が1位だったんですよね。
どっちかというと、空気読めないと言われてきたので、人の気持ちが分かる、というのには懐疑的でしたが、でも確かに、「この人こう言って欲しいんだな」とかは察してしまうところがあります。
ただ、だからといってその通りに対応するかというと、しないんですけど。
もう今年も後半戦ですが、無理せずのんびり過ごすよう心がけます。